弁護士の靏岡です。
ホームページを開設して3日が経過しました。
ここでコラムの更新をやめると、「三日坊主」と冷やかされそうなので、今日もつらつらと書いていきます。
「三日坊主」というのは、「修行に耐えられず、三日で還俗(かんぞく。一度、出家した者が、再び俗人に戻ること。)をしてしまう僧侶」が語源だそうです(学研「四字熟語辞典」より)。
そこから飽きっぽい人のたとえということになったわけですね。
ほかに「坊主」という言葉が入ったことわざなどを調べてみると
・坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
・坊主丸儲け
・坊主読み
・坊主の不信心
・生臭坊主
などなど、あまり良い意味ではない使われ方をされているのが目立ちます。
坊主=お坊さんというのは、いわゆる聖職者なので、人の模範となるなど、高い品性が求められています。
むかしの人は皮肉を込めてこういった言葉を考え付いたのではないでしょうかね(個人の感想です。)。
ところで、弁護士法2条は
弁護士は常に、深い教養の保持と高い品性の陶やに努め、法令及び法律事務に精通しなければならない。
と定めています。
われわれ弁護士も高い品性を鍛え続けていくことが求められています。
「三日弁護士」はあまりいないと思いますが、「弁護士憎けりゃバッチまで憎い」とか「弁護士丸儲け」などと皮肉を言われないよう、気を付けないといけませんね。